2024/3/2(土)、3(日) 神楽ヶ峰 田代落ちルート

2024年

 石打丸山スキー場近くの宿「あざみ亭」に宿泊して、3/2(土)、3(日)の2日間、かぐらスキー場から入れるBCエリアを楽しむ企画。

 名古屋からは、中央、長野、上信越自動車道を北上して、豊田飯山ICから国道117号を北東へ。十日町市の岩崎交差点で、清津川に沿った国道353号に入り十二峠を超え、国道17号を南下して5時間以上かけてたどり着く。中京圏の人間が野沢温泉スキー場を通過して、越後湯沢まで来てスキーをするなんてことは中々ないのではないかと思う。そもそも自分も越後湯沢まで来たのは初めてで、駅の真ん前にスキー場があったり、山の中に高層マンションがあったりと、これがバブル期の名残かと、面白い風景を楽しめた。

 また、この辺は日本で最も火山が密集している地域らしく温泉も多い。越後湯沢駅周辺には温泉宿がたくさんあり、駅前にも足湯があり、かぐらみつまたスキー場の近くにある道の駅にも温泉があった。関東からは電車ですぐ来れるし、バブル期に栄えるのもよく分かる。

 さて、かぐらスキー場からBCエリアに入るためには、かぐらみつまたスキー場からであれば、みつまたロープウェー、みつまた第1高速リフト、かぐらゴンドラ、かぐら第1高速リフト、かぐら第5ロマンスリフトを乗り継いで行く。しかしあいにく前日から南岸低気圧の影響で天気があまり良くなく(金曜夜、宿への移動中、石打丸山スキー場を通過した時ゲレンデが土砂降りに遭っているのを見てゾッとした)、3/2は冬型気圧配置のため大雪と強風となった。そのためかぐら第1高速リフト、かぐら第5ロマンスリフトが運休となり、初日はかぐらゴンドラ終点を起点に周辺のゲレンデ滑走を楽しんだ。

 3/3は天候もよく念願のBCエリアへ。第5ロマンスリフトでは、リフトまでの下りのコースでリフトまち行列ができていた。ロマンスリフトトップからのオフピステコースにはたくさんのシュプールがついていた。今度時間があれば試してみたい。
 ロマンスリフトを降りると、そこからバックカントリーエリアへの入口とがあり、ビーコンチェッカーがある。山には入らずに田代エリアに滑り込む斜面に抜けるための入口もあった。そちらに向かうボーダーがたくさんいた。われわれはここでシールの準備をして神楽ヶ峰へ向かう。

第5ロマンスリフトのリフト待ちt、リフトトップからのオフピステコース。
バックカントリーエリアへの入口

 青空の下、雪を被った針葉樹の中を進む。振り返るとカッサダム湖と、そこ向こうに谷川連峰がズラッと並ぶ。

 今回のルートは通称「田代落ち」。尾根の中腹にある反射板の下を滑り落として田代コースに合流する。初めてなのでルートが分からず、目印としてその反射板を当てにしていたが見当たらない。そのため一度山頂にあがってみた。

 しかし山頂からも見当たらなかった。そこで地形図と反射板の位置を再確認。神楽ヶ峰から東に伸びる尾根の先の少し北側にありそうなのでそこに向かうことに。一度コルに戻り、そこで滑走準備

 そこで滑走準備をして東に向かって少し滑り込んだあと、尾根の北側をトラバース。トレースがあったのでそれを追いかけると大きな反射板を発見。

 大きな反射板の下には美味しい斜度が広がっていた。コレコレ!といった感じでみんなで滑り込んだ。

 その後は谷底をトラバースするような形で田代コースに合流。

 当初の予定通りにはならなかったものの、初めてのエリアで思っていた以上の斜面が楽しめた。来年は今年行けなかった中尾根の北側の斜面も試してみたい。

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