19~20シーズンは北海道もご多分に漏れず少雪です。
気温も高く、岩内の最高気温は摂氏7度というような日もあるほどです。雪どころか雨が降り、せっかく積もった雪が融けるので一向に積雪が増えません。グランヒラフスキー場も千m台地から上はクローズされたままです。岩内岳一帯はとても山スキーができる状態ではありません。
イワナイリゾートの小さいゲレンデで何度か滑ったほか、シャクナゲ岳南西尾根へ一度行っただけで終わってしまいました
1月5日 シャクナゲ岳南西尾根
メンバー 女性3名(Aさん、Nさん、Sさん、男性2名(Oさん、Sさん)
冬季のシャクナゲ岳に北面から取付くのは不便で、多くは南面の旧チセヌプリスキー場から登られている。
だが、それはシャクナゲ岳と1040mピーク(ビーナスの丘)との鞍部までほとんどチセヌプリ中腹のトラバースに終始し、あまり滑降を楽しめない。
そこで昨年春、南西に延びる尾根を末端からトレースしたところ、頂上直下以外はおおむね緩斜面主体ながらもそれなりに良いルートであることが分かった。そこでここなら何とかなるかもしれないと考えて行ってみた。
しかし、取付きでも20㎝ほどしか雪がなく、開けた植林帯から林道を辿ってなんとか高度を稼ぐ。ほどなく林道が終わり、あとは笹を踏み分けながら幅広い尾根を行く。
高度550mあたりまで来た時、だれかがタブレットを落としたことに気付き、以後1時間半ほど来た道を行ったり来たりして探す。時間の関係もありあきらめて引き返しかけたところで、雪中からかすかにライン通話の呼び出し音が聞こえ、無事掘り出すことができた。
帰りはほぼ歩き。これでも山スキーか?
コメント